

| <更新履歴> オフィシャルブログBaci da Nonna |
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2006年 08月 30日
Salve!! 微妙なお天気でございますね。 早いもんで、8月も明日でおしまい。
暑かったんだかなんだか、あっという間に、夏は過ぎ去ります。 blogとは、面白いもので、深く考えずに書いてることでも、過去の記事を読み返してると、「○月○日は、こんな天気だったんだなぁ・・」 とか 「○月○日は、こんなことがあったんだな」 など、 思い返すことができますね。 今日は、料理ウンチク、いきますよん(^^)。 なんでこんなに、しつこく、語るのか? ってくらい、物語ってます(笑) メイン素材は、 『イワシ』。 ![]() イワシが高級魚になったと、騒がれてましたが、最近は、漁獲高もあがってきたそうである。 5匹で398円と、かなりお手頃で購入可能だ。 二人前分にはなるだろう ワタクシは、渋谷 food show を 利用してることが多いので、都内在住の方、同じような食材が欲しいぞ って時は、 food show に行くと入手可能でございます。 関西では、漁港の朝獲れを利用してますが、今回のイワシは、food show。 魚介の鮮度いいですし、本日のお買い得を買うだけでも、十分に楽しめます。 ワタクシの一年の食卓を考えてみると、魚の食材は、圧倒的に、「ヒシコイワシ、イワシ、アジ、サバ・・・」などの青背魚が多い。 その次に、 イカ、エビ、アサリ・・っと並ぶ。 どれもこれも、ニッポンでは、お馴染みの 魚素材 ばかりである。 イタリアで、『 イワシ 』 といったら、 もちろん、ナポリもそうですが、 真っ先に浮かぶのが、 【 シチリア 】。 シチリアの、 イワシのパスタ。 といったら、 イワシ、フェンネル、ブカティーニという穴のあいた太いパスタ の組み合わせが真っ先に浮かぶ。 イワシとフェンネルって、なんで、こんなに相性がいいのだろう・・・ っと、噛み締めるごとに、感じるパスタである。 イワシを使った シチリアの郷土料理といったら、 【イワシのベッカフィーコ】 である。 以前にも、buongustaia 風 簡単バージョン 「イワシのベッカフィーコ」 を掲げたが、今回は、ベッカフィーコの由来に基づき、形状を作ってみた。 そもそも、 ベッカフィーコ とは、何ぞや?。 和名 で、 ニワムシクイ という 鳥である。 ![]() こんな鳥だ。 イタリアのサイトを調べてたら、 beccafico o beccaccia (=ベッカフィーコ 又は、ベッカッチャ) という風に、bird watcher が書いておりました。 ベッカッチャ とは、 和名 「ヤマシギ」。 ニッポンでも、山林に多く分布し、肉は美味だそうな。 「ボトシギ」とも言われる。 ちなみに、鳥名 「ベッカフィーコ」の由来は、 beccare il fico 。 直訳で、 イチジクをついばむ。 この、ぽっちゃっとした body は、 いちじくをついばんで形成された、甘くジューシーな物のかもしれない。 っということは、つきつめていけば、こういう小鳥の肉は、いちじくと相性がいいのかもしれないのぉ。 っと、学術的なことは、さておき、 コロコロとして、肉付きがよく、見たからにも美味しいそうである。 お顔が愛らしいので、後ろめたい気持ちもしないでもないが。 過去に何度も書いているが、歴史を遡ると、イタリアは貧しい国であった。 貴族と庶民との貧富の差は大きく、食料難で、日々の食事にさえ、満足にいかなかった時代がある。 庶民が飢えあえいでる環境に反して、貴族は、贅沢し放題。 古代ローマ時代の食の饗宴を見ても、その差は、歴然である。 トマトが鑑賞用から食用になったのも、貧困の歴史があった上であることは、今や周知の事実であろう。 話は戻り、 ベッカフィーコ。 このコロコロとして美味しそうな鳥は、貴族の間でもてはやされた。 貴族。お金持ちのみが食べることの特権をもつこの鳥。 グリルしたベッカフィーコ。 皮目は、パリパリで、身は柔らかい。 美味しいそうに喰らうさまを、一般庶民は、羨望と なにくそっ! という思いで、眺めていたのかもしれない。 ここで、オトナシク黙ってるようなイタリア人でない。 いい意味で、frubo とは、賢い処世術のひとつである。 話が前後しているが、 シチリアといえば、海に囲まれた島。 自ずから、魚介類は豊富である。 「イワシ」 は、庶民の味方 だ。 「 旨そうな、ベッカフォーコ。 俺たちの口にははいんねぇかもしれないが、もっと旨いもん食ってやろうじゃないか。 べらんべぃ!」 っと、言ったかどうかは定かでないが。 イメージを膨らませて頂きたい。 そんな不屈の精神なのか、大いなる 食欲心の追求なのか。 そこで、誕生したのが、 イワシを ベッカフィーコという鳥のように見立てた 【イワシのベッカフィーコ】 である。 イワシの中に詰め物をして、ベッカフィーコのように、ぽっちゃりと太らせて、皮目をパリっとさせ、 ベッカフィーコ鳥のグリル のように仕上げるのである。 そこに、遊び心を加えたのかどうかは定かでないが、食いしん坊のベッカフィーコが餌オケに顔をつっこむ動作を想像して頂きたい。 その動作をすると、自ずから、尻尾がピーンと立つようになるであろう。 イワシの腹の中に詰める物は、 松の実、レーズン、イタリアパン粉 といたってシンプル。 決め手の イタリアパン粉 は、 焼き上げた時に、効果を発揮してくれる。 出来上がったイワシのベッカフィーコを、口に運ぶ。 まわりは、イタリアパン粉でサクサク、噛み締めると、中にジューシーなイタリアパン粉が入ってるわけだ。 そして、レーズンの甘味に、松の実の食感。 そう、まるで、鳥のグリルのように、周りはサクサク、中身はジューシー。 もしかしたら、鳥のグリルよりも、美味しいんでないかい。 今回は、さらに、少しアレンジを加えて、ボリュームある一皿 alla buongustaia に変えてみましたが、オリジナルが食べたい方は、ポテトを除いてみてください。 ◆ イワシの ベッカフィーコ ◆ - Sarde a beccafico- ![]() 【材 料】 イワシ、 松の実、 レーズン、 塩、コショウ、EXVオイル、ローズマリーノ、イタリアパン粉。 《詰め物》 ニンニク、タマネギ少々、ジャガイモ、イタリアパン粉、塩、コショウ 【作り方】 《詰め物 を作る》 ジャガイモは、サイコロ状にカットし、水にさらしてアクを抜く。 松の実は、炒っておく。 レーズンは、ヒタヒタの水で戻して。 フライパンに、潰したニンニク+タマネギの微塵切りを加え、透き通るまで炒める。 タマネギが透き通ったら、ニンニクを取り除き、ジャガイモを加えて、炒める。 塩、コショウをきちっとし、ジャガイモがコンガリとなるまで、焼き上げる。 *しょっちゅう、かき混ぜないで、少しほおっておき、時々混ぜるというような炒め方の方が、周りがカリっといきます。 ジャガイモがカリっとしたら、冷ましておく。 ボウルに、冷めたジャガイモ、炒った松の実、戻したレーズン、イタリアパン粉 を加えて良く混ぜる。 味見をして、しっかり下味がついてた方が美味しい。 これで、詰め物の完成。 イワシは、頭をおとし、手開きにして、小骨を取り除いておく。 イワシの身に、塩、コショウをし、 詰め物 を手前に置いて、クルクルっと巻いていく。 巻き終わりを爪楊枝でとめ、最後に、尻尾をピーンとさせる。 耐熱皿に、イワシをベッカフィーコの形状にした物をならべていき、上から、 イタリアパン粉をぱらぱらとかけ、EXVオイルをまわしかける。 ローズマリーノを置く。 *このイタリアパン粉+EXVオイルが、出来上がった時に、サクサク、パリパリ感を出します。 dietじゃない方は、たっぷりと、どうぞ♪ オーブンを、200度から210度にあたため、耐熱皿を入れ、15分弱。 イワシの表面が、パリパリっとしたら、できあがり♪ ★材料★ ニンニク、松の実 抜けてます。 ★ニンニクオイルでタマネギを炒める。 ★サイコロ状にカットしたジャガイモを加えて、塩、コショウで、きちっと味をつける。 ★このように、コンガリ色をジャガイモにつける。 香ばしくて美味しい。 ★ジャガイモ、レーズン、松の実、イタリアパン粉を加えて、よく混ぜる。 ★よく混ぜて、味見をし、しっかり味がついてるようにする。 これで、詰め物完成。 ★手開きにしたイワシに、塩、コショウをし、詰め物をのせ、くるくるっと巻いていく。 ★こんな風に、クルクルっと巻いて、尾っぽは、ピョーン。 ★ 詰め物具材を多く作りすぎたので、耐熱皿にしきつめてみました。 ★ パン粉を全体的にまぶしかけ、ローズマリーノを置いて、EXVオイルをまわしかける。200度から210度のオーブンで、約15分程度。 ★尾っぽがピョーンっとしてるように、見えますか?どうでしょう? ニワムシクイという野鳥が、尾がピーンと張って、餌オケに顔をつっこんで啄ばんでる図がイメージできますでしょうか。 シチリア → イワシ → フェンネル を使いたい。 という気分にさせられるのですが、今回は、在庫切れ。 今回、 シチリア郷土料理 『イワシのベッカフィーコ』 オリジナル版を、 ワタクシ buongustaia アレンジ版 として、作ってみました。 通常が、ニンニク、松の実、干し葡萄、パン粉 のフィーリングを、イワシで巻いて焼き上げるのだが、そこに ジャガイモを加えたことによって、 ボリュームある一品になります。 ジャガイモといったら、ローズマリーノ。 オーブンで焼き上げている時に、香ってくるローズマリーノの香りが、た、たまりません!!! パーティなどでの、メインの一皿になる一品です。 青背魚がお好きな方は、食べすぎ注意報を発令します♪ ま、肉物よりは、ヘルシーですけどね(^^) by buongustaia | 2006-08-30 00:00 | 旧 ◆第二の皿 メイン◆
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