<更新履歴> オフィシャルブログBaci da Nonna |
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2006年 05月 02日
Salve!! 明日からは5連休な方が多いのではないかと思います。お天気が良いといいですね。
昨夜、遅い帰宅後。ひっさしぶりに、宮崎駿監督の 『風の谷のナウシカ』のDVD を見ました。 最初に見たのが、中学3年だかなので、約20年強ぶりに見たこの映画。 昨夜大涙コボシマシタ。 日本のアニメは世界に誇ると言われ、ワタクシもそう感じますが、現実問題として、漫画本というものには、一切の興味もないワタクシ。 宮崎駿氏だけは、別口。 20年前は、ただナウシカとオウムの交流に感動し、愛情や優しさという面で、涙しましたが、今回はまた別。 この20年強前に、宮崎駿氏は、ここまでも環境問題について、漫画という映像から深く捉えていて、訴えているなんて。 スバラシイことです。 あんなに分かりやすく、これからのお子さんや、まだ、環境問題を身近な物として、意識化されて居ない方は、是非共、『自分達の子孫に、残す世界について』考えていただけたらと強く思います。 今、自分達が生まれ死ぬ時間サイクル内の目に見えるコトだけでなく、『これから、生まれ育っていく自分達の子孫のことを!』 (*熱く語ってますが、イタリアゴトは趣味の範疇でして、実はこういったことを生業としてますのデス♪) ワタクシ考でもありますが、年金問題にしてもしかり、「これからの人達は保証されなくてかわいそうだ。自分達までは良かった」などという声も聞くことがあります。 それは、当人にとっては良いことだと思います。心から良かったね♪と言います。 だけど、それで終わりじゃない。 「では、これからの自分達の子孫のことはどうなりますか?」というコトを考慮に入れることが必要ではないでしょうか。 そして、その子孫達は、また、ルーチンのように繰り返され現れる、そのまた子孫達の事を考え、そのためには、どうすべきかを考える。 ワタクシは、「資源にならないゴミは捨てんなよ!」、『資源に返らない物は、作るな。売るな。買うな。』っと言ってますが、これは、ものすごく大事なことなんです! 分かっちゃいるけど、なんとやら・・・じゃ意味ないんです。 ヒトは、自然と共生して生きています。 自然の力は偉大だ。ヒトが発生させた有害な物を時間をかけ、浄化再生しようとする、強い力をもっている。 あんなに、汚水汚物を流しても海という偉大なモノは、浄化再生し、有害物質で空気を汚しても、山や木々たちは、長い時間をかけ、ゆっくりと浄化再生してくれる。 いったい、その原因を作ってるのは、どんな矛盾なトリックなのでしょうね。 文明進化や機械化・・・・・。 便利になって今を生きやすくするという利点は、あるけれど、子孫達にも利点のみが引き継がれるんでしょうかね。 ナウシカは、このような内容なことを言ってますね。「フカイは、ヒトを守ってる。虫はフカイを守ってる。フカイの底には、浄化された美しきモノが再生されている。」 ものすごーーーーーく、当前すぎることを書いてますが、この当然がなかなかデキナイ。 分かってる!と返事して、行動に移さないのは、分かってないからデス。 やる! と返事して、 姿勢を見せないのは、 やる気がないからデス。 ワタクシは、いっつもこの言葉を肝に命ずようにしてます。だから、やるしかないと。 ひとりヒトリが、毎回、「アレ?コレって地球に戻るのか?」って疑問を持って行動してくれれば、その浄化された物は、自分に返ってくるのですね。 サテ。 お料理。 昨日は、この『風の谷のナウシカ』を観ながらのワインタイムだったので、アンティパスト(前菜)のみ。 これに、赤ワインとサラダをつけて、栄養バランスばっちりです。 特段作ったモノは、『ルーコラのペースト』のみ。 あと、サラダか。サラダは、カプレーゼ(トマトとモッツァレッラとバジリコ)なので、表記しなくても、もうメジャーになっていますね(^^) ルーコラの旬は、夏。 100g辺り 22kcal と非常にヘルシー。 βカロチンとビタミンCが豊富ですね。 最近、栄養素のことについて書いてるので、だんだん、栄養素を調べて、こいつは何に良いぞ。っというのが分かってきました。 βカロチンは、抗酸化作用と免疫力を高める作用あり、よって、風邪が流行ってる時なんかに摂取すると、風邪の感染率が低くなる可能性有りですね。 ビタミンCは、疲労回復、ガン予防。 お肌にも良いです。 ということで、ルーコラの推定機能として、ガン抑制、抗菌、殺菌作用が挙げられます。 また、古代ローマや古代ギリシャの話をしますが、この当時からルーコラは食用とされていたそうです。特に古代ローマでは、性欲増進として食べられていたそうな。 ニッポンはどうか?っていうと、イタメシのブームになった1980年以降からメジャーな存在となったそうです。 ほら、牛肉のカルパッチョやタリアータなどに、添えられてましたものね。(今でもですが)。 市場にまわってる、サラダ用の身が厚くふわふわしたものは、厳密にはルーコラでなく、同種系統の物らしいです。あの苦味あふれる野生味のが、ルーコラ。 ご家庭菜園で育てられてる方は、トウが立ってしまったルーコラ、処分せずに、刻んで、イタリア風オムレツにしてみるといいと思いますよ。 大きく育ったものは、大きく育ったなりの美味しさがありますもの♪ ◆前菜の盛り合わせbuongustaia風◆ -Antipasti Misti alla buongustaia- 【材 料】 バケット、ヤギのチーズ(羊でも。加熱用モッツァレッラでも)。 《ルーコラのペースト》 ルーコラ、ジャガイモ、松の実、ニンニク、小麦粉、塩、コショウ、EXVオイル 【作り方】 バケットは、表面にニンニクの潰した物をなすりつけ、焦げ目がつくくらいに焼いておく。 《ルーコラのペースト作り》 ルーコラはさっと洗い、水気をきり、フードプロセッサの中へ。 ジャガイモも軽く茹でてから、ルーコラといっしょに、フードプロセッサの中に入れ、 攪拌する。 そのフードプロセッサの中に、松の実、ニンニク、塩、コショウ、EXオイルを加え、さらに攪拌する。 味見をして、塩、コショウで調整。 ソースがゆるいようだったら、お好みで小麦粉を加えて調整してください。 これを、カリカリに焼いたバケットの上にのせ、ヤギのチーズをのせて、引き立ての黒コショウをかけて、召し上がれ♪ このルーコラのソースを保存する場合は、消毒した保存瓶に、空気が入らないようにしっかり詰め、蓋をする前に、EXVオイルで、表面を覆うように蓋をする。 そして、蓋をし、瓶ごと煮沸して、冷めたら、冷暗所にて保管。 一度、蓋を開けたら、冷蔵庫で保存するといいですよ。 ★材料★ ジャガイモをつなぎに、それでも緩い場合は、小麦粉を加えて攪拌してみてください。 ★おもいっきり、ピンボケ(^^; ルーコラの野性味あふれるソース。 例えば、ニンジンを湯がいて、塩、コショウ、そしてこのソースを加えて、サラダにしても美味しいです。 ★ スペック。 生ハムを燻製したもの。 こういうものばかり食べるから、太るのよ! っと注意をしてくれるありがたーい友人がおります♪ ★ 前菜の盛り合わせ全景。 このオリーブの木を使ったまな板といいましょうか・・カッティングボード(だから、まな板だって。)、かなり大きいので、上からしか写せません。 パン、豚肉、ピクルス、ウォッシュチーズ(こちら、フランス)。そして、トマトとモッツァレッラのサラダ。 前菜ですが、栄養バランスは良い気はします。 ★オリーブの木のまな板★ これは、通常のまな板のようには使っておりません。 卓上で盛り付けたり、チーズや生ハム等をカットするだけのもの。 かなり大きいし、重いんです。 でも、かわいくって、イトオシくって、ギターを抱くようにナデナデしたりしてます。 さすが、オリーブの木の材質だけあって、数日様子を見てると、今だに、木目からオイルが浮き上がってくることがあります。 バジリコを使ったジェノバソースは、夏を感じさせる爽やかな風味。 反して、こちらは、ルーコラの野性味あふれた苦味が大人の味。苦味がキライな方は、ペコリーノチーズでも加えてください。 パスタに絡めてもよし、スープに入れてもよし、魚や肉のの表面塗って焼いてもよし。 ジェノバソースと同様に、使い勝手がいいソースです。 ワタクシは、今回、ルーコラをこれしか買わなかったので、翌日の朝食までのソースしか残りませんでした。 明日からもまた地方行脚です♪♪ 晴れるといいな。
by buongustaia
| 2006-05-02 00:00
| 旧 ◆前菜/付け合わせ◆
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